マリンパークでは様々な生き物を飼育展示し、それぞれに専門のスタッフがいます
このコーナーでは毎月、各担当の飼育係が生き物や、飼育エピソードなどを紹介しています

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2007年12月1日更新
子供の頃からの夢だった仕事に就くことができかれこれ12年・・・早いものです。
仕事が生きがい?やや大げさですがそんな思いを胸に封じ込め卒業することになりました。
今回は私にとって強烈に印象に残ったことをランキングにしてみたいと思います。・・・・・・と思ったのですが、なんせいきものを扱う仕事!
強烈な出来事が多すぎランキングにするとベスト100位になってしまいそうなのでやめます。
いきものについてお話したいことは山ほどあります。この場を借りてお伝えしたかったのですが、自分の番が来るのはだいたい年に一度、
伝えきれないことがまだまだあったのです。
そこで今回は私が体験したことや感じたことを集大成にしたニクスの新聞を紹介したいと思います!


これは登別へ観光に来たお客様に簡単に楽しく読んで頂き、
見ていただいた後ニクスに行く予定が無かった方にも興味をもってもらうものとして発行しました。
当初は集客目的だったので登別温泉ホテルや駅などに配布していましたが、地元の方達にも見てもらいたく号を増すにつれ、
いつしか水族館とみんなをつなぐコミュニケーションペーパーとなりました!
私以外の飼育係が書いたものもありますが、私の感じたことや体験したことなど飼育係の裏話を主に載せてあります。
表向きでは華やかに見えるけれど、実は裏ではたいへんなドラマがある!
そんなお話を世界中(これはちょっと大げさですが)全国のみなさんにも見てもらいたく今回はニクスの新聞を話題にしました。

vol.1 vol.2 vol.3
vol.4 vol.5 vol.6
*新聞に掲載しているイベントは終了しているものがあります。また割り引きクーポンはご使用できません。
飼育係はお客様にいきものの素晴らしさを伝えようと日々努力しています。
世間に対する水族館の役割を知ってもらう事については永遠のテーマとなっているでしょう。
新聞を通して飼育係とお客様の距離を少しでも縮め、いきものや環境について考えることができたらいいと思います。
ニクスへ来たら是非飼育係に声をかけてみてください。お客様の声をお待ちしていますよ。
また、この新聞を立ち上げるのに、もちろん私一人の力では無理でして、沢山のスタッフに協力してもらいました。
担当者に選ばれた時は目が点になるほど驚き、プレッシャーに負け何度一人で泣いたことでしょう(笑)
当時の館長にお願いされたのですが何度も怒られ時には褒められで、飴と鞭に弱い私・・・何とか完成できました。
仕事の進め方を教えてくださったことには深く感謝しております。
そして素晴らしい新聞に作り上げてくださったエトブン社のコピーライター新岡さん、FIRMの村上さんにもこの場を借りて感謝申し上げます。


私は水族館の飼育係という職業から去るわけですが、いきものとふれ合っているときは楽しくて仕方ありませんでした。
仕事なのに楽しいって・・・不謹慎かもしれませんが事実です。
もちろんどんな仕事でもそうですが、辛いことも山ほどあります。好きな事を職業にできたことを心からラッキーと感じています。
飼育係の職業は大変人気のようで目指しているかたは沢山います。
動物について勉強する専門学校の生徒さんもよく実習に来ていますが、この職業に就けるのはごく一部が現実のようです。
水族館や動物園は数が限られているので空きがないと人材を募集しないのです。なので私も運が良かった一人だと思います。
しかし夢をあきらめないで下さい!私は心からいきもの好きに飼育係になってほしいです。
先程も言いましたが辛いことも山ほどありますし、いきものと触れ合うばかりが仕事ではありません!
一会社員としてあらゆる仕事もこなさなくてはなりません。『好きだけではやっていけない』と言われますが、私は好きだけでやってきました。
こんなことを言うと非難されるかもしれませんが、私の場合そうでした・・・。
がんばれ夢を追いかけている人たち!!

では、これをもちまして私の飼育係人生を終了します。バイバーイ!!

飼育課 阿部玲奈