マリンパークでは様々な生き物を飼育展示し、それぞれに専門のスタッフがいます
このコーナーでは毎月、各担当の飼育係が生き物や、飼育エピソードなどを紹介しています
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11月1日更新

皆さん、こんにちは。
突然ですが、みなさんは遊びに行くときカメラを持っていきますか??
多分ほとんどの方が持ち歩いていますよね!?デジカメやカメラ付き携帯などなど。
そこで今回は、いろいろな動物や魚と北欧風の建物をたくさんきれいに撮っていって貰おうと思います。


今回の話題は、「マリンパークでうまく撮る方法」です!!

実際には、動くものから動かないものと撮るのも難しいと思います。
簡単に撮影のコツ!とお勧めポイント紹介したいと思います。


「ガラス(アクリル)越しの生物を撮影するコツ!」

水槽の中を撮る時は、アクリル面に直接レンズをくっつけて撮るときれいに写ります。(使い捨てカメラは除く)
※水槽のアクリル面はとても傷つきやすいのでやさしくお願いします。
設定出来るものは、室内モードと接写モードに切り換える。
デジカメ フラッシュなし。感度を高くする(設定モードを変える ISO感度)
携帯 ストロボよりライティリングタイプを使用し画面を見ながら白い光が入らないように調整する。
アクリル面にくっつけてもOK!水槽内の照明で十分な場合があるのでフラッシュ無しでも撮れますよ。
使い捨てカメラ 室内が薄暗い為、必ずフラッシュを使います。
ISO1600と書いているものがお薦め!!(花火も写るなどと書いている。)

平らなガラス面での撮影は正面から撮ると、ガラスにフラッシュが反射して白く写ってしまうので、
ガラスに対して斜めから撮りましょう。デジカメとは違い、少しガラスから離す。
写真クラゲ。 良い例・・・ 悪い例…
フラッシュを使う、水槽から離れて向かって撮ると・・・。
「ショー動物の撮影」

イルカ・アシカ良いジャンプ例…
どちらも動物が水面から出る前にシャッターを押しています。
悪い例…
動物が見えてからシャッターを押した。
アシカフラッシュ使う
室内の照明が強いのでデジカメは、フラッシュなしで(付けると全体が黄色い感じに写ります)
携帯と使い捨てはフラッシュを使います。
デジカメ 〜シャッタースピードを速くする。目安では、イルカのジャンプ1/125秒
アシカのジャンプ1/250秒
携帯  〜シャッタースピードがデジカメに比べ遅いので動画がお薦めです。
使い捨てカメラ 〜何も調整ができないので・・・自分の腕を信じてタイミングを見計らうのみ

☆ 連続ジャンプや一瞬の動きは、撮りたくてもどこに動物が来るかわからないですよね!?
そんな時は、ショーの内容をよく聞いてボールや輪などの目標物めがけて飛ぶジャンプを狙うのがお薦めです。 
手ぶれ厳禁
カメラの構え方、気抜いていませんか?
多少ブレていてもパソコンで修正できますがやはりピントが合っている方が良いですよね!
両手でしっかりとカメラを持ち脇をしっかり引き締めます。
近くの手すりや壁などに体を押し付け撮影するのも効果的ですよ。
☆先輩からのアドバイス〜シャッターを押す時は、息を止めるべし!!!

「マリンパークのお薦め撮影ポイント!!」

☆基本〜人物とカメラマンは、1.5〜2mぐらい離れて撮る(風景ととる場合も)。
それ以上、カメラマンと離れると人物がはっきり写らなくなっちゃいます。
晴れた午前中の場合〜カメラマンお薦めのポイントです!
ニクス城へ入る橋、中央辺りに立ちゲート館(入口側)を背に撮る。
ゲート館とその後ろに広がる山と青空がとてもきれいです。
ニクス城橋の上

●ニクス城をバックにとる場合
@城から離れ、城全体が入るようにゲート館入口近くで撮る。   A城の周りにあるお堀(池)両サイドがポイント!

…光が差し込み過ぎたり逆に影になる場合は少し場所移動を
位置的には、どちらも飲食店の前に当たります。そこからニクス城を斜めに撮る。

B夜イルミネーションバージョン
デジカメ 〜三脚を使って、ナイトショット・スローシャッターモードに切り換えファインダーを2秒位開放して撮影する。
使い捨てカメラ 〜ISO1600の物を使用する。 ISO1600以下の使い捨ての場合は、フラッシュが人物にまで届かないので
橋に付いているイルミネーションをフラッシュ代わりに使う。人物は、橋のところに立ちましょう!
携帯 〜携帯のフラッシュでは光が届かない為イルミネーションは写りにくい。使い捨てカメラと同じ要領で!
  
●ニクス城内のお薦め撮影ポイント 
クリスタルタワー良い例…
自動ドアの光が入らないようにカメラを上に向けた。
悪い例…
  普通の目線だと自動ドアの光が写ります。

アクアトンネルや入り口にある深い水槽(クリスタルタワー水槽)は、
曲線のガラスなのでフラッシュをつけてもあまり白く反射しませんよ!
クリスタルタワー水槽は、3階で撮るのがお薦めです。
こちらも水槽に対して斜めから撮ります。多少人数が増えても大丈夫!(フラッシュ使用する)

アクアトンネル〜トンネルの真下ではなく壁にくっついて撮る。(フラッシュ使用する)
まうえをサメが通れば迫力満点です!

●ニクス城1階 アトランティスお土産店の窓  「私の好きなポイントです☆」
暖流大水槽 良い例・・・
フラッシュは使用せず店と水槽内の照明だけで撮ると、
店内にある柱が反射して写り幻想的な仕上がりに!
悪い例…
  フラッシュを付けると何をとったのかさっぱり??

しかし、明るさが足りず暗くなってしまったら柱はあきらめフラッシュ撮影をすすめます。

「番外編」

クリオネ
手書きの図を〜クリオネの撮影、とても小さなクリオネを少しでも大きく撮りたいですよね!?
しかしズームを使うと画像が荒くなってしまい…そんな時には、虫めがねやルーペを使うといいですよ!
虫めがねで大きくなった所を撮ります。(フラッシュなし)
良い…例
虫めがねとカメラのレンズはくっつける。
悪い例…
見たまんまです、
カメラが反射しちゃいました。
 
ペンギンパレード
屋外モードに切り換えておきましょう、曇りや霧が多い登別では屋外でもフラッシュが必要な場合があります。
※雨の日、デジカメのフラッシュは禁物!雨に光が反射して出来上がりが見えにくいです。
今年の夏のような気温が高い日には、ペンギンパレード・ショートバージョンコースで行うこともありましたが
秋、冬と登別はもう肌寒い季節になっていますのでほとんど広場を一周するコースでペンギンを見ることが出来ます。
撮影する場合は、コースの周りであればどこに居ても撮ることが出来ますが、
ゆっくりでも動いているペンギンを撮るのは難しいので余裕を持って撮影が出来る場所を教えますよ!
こんな感じのコースを歩きます。
(あくまで通常のコースです。季節や天候により変更になります)
コースの角で構えていれば自分に向かって歩いてくるペンギンをゆっくり落ち着いて撮ることが出来ますよ!
人物を入れる場合は〜カメラマンと人物が近くにいすぎると人物がかぶりペンギンが写らないので、
コースを隔てて人物とカメラマンがスタンバイすると良い。
注意:ペンギンに近寄りすぎるとつっつかれるので要注意!

●アシカショープールでの撮影
ショーの内容上、お客さまのすぐ目の前で挨拶する種目など水が掛かりやすい事もあるので座る席を選びましょう!
※出来れば、少し早めに入場し3段目辺りに座るのがお薦めですよ。
アシカショープールでの撮影ポイントは!
デジカメ 〜室内モードに切り換え、館内の照明で十分なのでフラッシュ無しでOKですよ
フラッシュを付けると黄色い感じに写っていまいます。
使い捨て・携帯 〜フラッシュは、忘れずにつけましょう。
☆ ジャンプを撮影するのは、かなり一瞬なので難しいと思いますが実は2回行う事が多いので、
1回目にタイミングとどの位置に飛ぶかをよーく見ておく事をお薦めします。

●アザラシふれあいプールでの撮影
屋外プールなので屋外モードに切り換え。
アザラシの餌やり体験が出来ます。餌欲しさのアピールは、かなり豪快で水もよくかかります。
人物と一緒に撮る時は、ペンギンと同様に人物とカメラマンは離れたほうが良いでしょう。
アザラシの顔を見れば誰もがその表情を撮ってみたい!と思もいますが、これがかなり難しいんです...。
アザラシたち、一瞬カメラのほうを見ますがすぐに泳ぎ始めてしまい、撮った画像は流れていたり居なかったりと、
もし、うまく撮れたのならかなりラッキーだと思います!
私も何度と無く挑戦しましたが結局1人では撮れずもう1人に餌でつってもらってやっと撮れました。
これは、辛抱強く待つか二人で餌をあげながら撮るか??良いアドバイスがみつかりませんでした。

●イルカショープールでの撮影
アシカショープールと内容はほとんど一緒です。どの席でも水がかかる時にはかかってしまうので一概には言えませんが、
私がいいなと思う席は、プールに向かって左側上段か中央の上段席です。
近くで見れる下段席もオススメしたいんですが、水がかかる上に高くジャンプするイルカをカメラで追うには大変だと思います。

※ガラス越しのイルカを撮りたい!残念ながらほとんどうまく写りませんでした。
少し薄暗いプールなのでフラッシュが必要です。
でも、付けるとフラッシュがガラスに反射して白くなってしまうので魚水槽でも言いましたがガラスに対して斜
めに撮る。
しかし、フラッシュが解決しても肝心のイルカが泳ぎ去ってしまい人物だけ…とゆうパターンになりがちです。

動物との撮影は運しだい、でもマリンパークにはおもしろい顔だし看板があるんです。
ニクス城B1F、水中トンネルをくぐり終えるとこわ〜いサメの看板があります!
サメの表情に合わせて、みなさんもおもしろい表情で撮影してみませんか!?
陸族館前には、実際に動物になってしまう看板もあります!するりと自分が入るとカメになっちゃうカメの甲羅看板です。
少し体勢がツライので自信の無い方は控えてくださいね☆

●おまけ情報
〜私が担当しているカリフォルニアアシカのポリーちゃんは「ハイ チーズ!」のこえに合わせておもしろい顔が出来ます。
希望されるお客様は、ポリーと一緒に記念撮影が出来ますがいつも登場して来るわけではない為、
何時に出るとは言えません。
もしかするとアシカショー30分前ぐらいからショープールでトレーニングをしていますので
機会がありましたらのぞいてみて下さいね!
(この時、飼育係に一声「HP見ましたー。」と言っていただけるとうれしいです)


「最後に〜」

 カメラど素人の私がこんな記事を書いていいのかわかりませんが、
マリンパークに入っている写真店「マリンカラー」のカメラマン渋田さんにいろいろ話を聞き、少し理解してきたところです。
動物の成長記録やケガ状態などカメラを使う機会が増えてきましたが、
今ひとつ上達せず何度も取り直しをしている状態です。
でも、今回の話題で自分でも疑問に思ったことやいきづまっていた理由わかったような気がします。
少しわかってくると面白くなり私もカメラを購入していろんな物を撮影してみたいと思っています。
もしカメラの腕が上達しましたら、次に私がHPの担当をするときにその腕前を披露できたらなと思います。
一般常識をだらだら書いてしまったような気もしますが、この記事が少しでも参考になり、
マリンパークでの楽しい写真が良い思い出になればなと思います。たくさん撮影してみてくださいね☆
最後まで読んでくださって本当にありがとうございましたm(_ _)m
飼育課:兼西千春