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2021.11.07

水族館のペンギンのアスペルギルス症予防対策法を確立した論文が表彰されました

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登別マリンパークニクスでは、世界中の動物園、水族館でペンギンの死亡例が報告されている「鳥アスペルギルス症」について2016年より帯広畜産大学、麻布大学と共同で研究を行っており2020年9月に登別マリンパークニクスにて鳥アスペルギルス症の根絶と、その予防法について日本野生動物医学会誌にて発表されました。

 

受賞論文題名
「一水族館における飼育環境中のAspergillus fumigatus検出およびペンギンのアスペルギルス症根絶を導いた予防対策」

 

鳥アスペルギルス症とは…
アスペルギルスという環境中に常在する真菌(カビ)による肺や気嚢の感染症免疫機能が低下しているなどの状態では肺炎などを引き起こす。
特にペンギンなどの鳥類は感受性が高い傾向があると報告されており、治療は非常に難しい。

 

ニクスでは園内の環境調査による徹底的な原因菌の消毒・殺菌などの対処およびペンギンの定期的な血液検査・CT検査による早期発見・治療などの鳥アスペルギルス症対策に取り組み2016年以降発症は確認されておらず、根絶することに成功しています。共同研究チームでは現在もペンギンアスペルギルス症に関する共同研究が進行中で、今後の共同研究も動物園や水族館のペンギンをアスペルギルス症から守る成果につなげていきたいと考えています。

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